「花粉症」と一言にまとめてしまっても、花粉症の原因は沢山あります。自分が何の花粉が原因で花粉症になってしまっているのか?、それが花粉症対策の第一歩になります。原因の花粉を追究し、対策をしっかりしましょう。
■ハンノキ属
1月〜6月前後まで飛散します。一番多い時期が、4月です。この時期は北海道でも飛散します。梅雨に入ると、飛散が終わるのが特徴です。
■スギ
一番有名であり、一番花粉症の原因と言われている種類です。現在は花粉の飛ばないスギが開発され、将来はスギ花粉というものはなくなる予定です。飛散時期は、1月〜5月前半です。ピークは4月で、この時期は北海道にも飛散します。
■ヒノキ科
花粉で有名な植物、第2位です。飛散時期は、1月後半〜6月前半です。ピークは4月5月です。この時期は北海道でも飛散します。全国の中で、関東地方が圧倒的に多いため、関東地方在住の人は特に注意が必要です。
■シラカバ
飛散時期は4月後半〜6月です。ピークは5月6月です。気温により、3月から飛散する場合もあります。北海道、関東地方でしか観測されていません。比較的マイナーな花粉です。
■イネ科
飛散時期は1年中です。ピークは梅雨明け6月〜9月前半までの暖かい時期です。北海道でも飛散します。1年中飛散しているのは、この植物だけです。
■ブタクサ属
飛散時期は8月〜12月です。ピークは9月10月です。北海道でも飛散しますが、極少量です。風で到達したという量なので、心配はありません。ピークは9月10月です。関東地方では、8月〜12月全て飛散し、関西、九州では、9月10月のみです。
■ヨモギ属
飛散時期は8月〜11月です。ピークは9月10月です。北海道は少なめで、関西、九州に多いです。関西、九州は7月から飛散する可能性もあります。暖かい時期中心です。
■カナムグラ
飛散時期は8月〜11月です。ピークは9月10月です。北海道は極少量で、関東地方、関西に多いのが特徴です。