「花粉症」の予防として、一番効果的なものの1つなのが、花粉の飛散情報です。
よくテレビのニュース、お天気情報などと一緒にやっていることが多い情報です。「天気予報のついでにやっているだけ?」と思われがちですが、花粉症の人にとって、今年の花粉の量の予想や、明日の花粉の量の予想は、天気以上に大事な情報になります。
一番症状の多い、スギ・ヒノキの場合、1月〜6月まで飛散が多く、沖縄・北海道では飛散は少ないです。この場合、この時期に、沖縄・北海道に行けば、花粉から逃れることができます。
花粉が多い時間帯は、お昼の12時がピークです。この時間帯は、室内から出ずに過ごすことをお勧めします。ピークを過ぎたら、花粉の飛散の量は減っていき、夕方18時にもう一度波がくる可能性があります。これは、空に巻き上げられた花粉が地面に到達するためです。少ない時間帯は、夜の24時〜朝の6時までが少ないです。花粉は、太陽の出ている時間が多いということです。就寝時に花粉を感じる人が多い理由は、床に落ちた花粉に反応してしまうため、横になる体勢が気孔を塞いでしまうため、という理由が考えられます。花粉の時期は上を向いて寝るのが正解かも知れません。
花粉は天候によっても量が左右されます。風が強く乾燥した日は、花粉が多く飛びます。これは花粉の飛距離が風の影響で伸びるためです。湿気の多い日、雨の日は花粉はすくないです。ですが、雨の次の日は花粉が多いです。
花粉の飛散情報を知っているだけで、花粉対策は変わってきます。少しでも花粉を浴びる量を減らすためには、まず飛散情報を知ることです。明日から、天気予報と飛散情報を見るように心がけましょう。