花粉症に効果がある医薬品(市販のもの)の選び方です。花粉症に効きそうと、適当に買って使用すると、逆効果のものがあります。よく注意しましょう。
■目薬
一番重要なのは、防腐剤(塩化ベンザルコニウム、パラベンなど)が入っていないものを選んでください。防腐剤はアレルギーを悪化させる原因にもなります。目が刺激に弱い人(しみるなど)は目薬は使わないで下さい。花粉症の場合、我慢ができずに目薬を使ってしまう。ということがあります。それは目薬を使う頻度が高いということですので、目が目薬に耐えられなくなる可能性があります。不安でしたら、医師に相談しましょう。
■飲み薬
花粉症の薬として、市販されている飲み薬の使用の注意です。まず、市販されている薬は第一世代と呼ばれる、抗ヒスタミン薬です。使用して30分ぐらいで効き目があります。ですが、人によっては眠くなったりします。車の運転をする場合などは、控えましょう。
市販されている薬は、即効性がある分、長続きはしません。今の症状を抑えるので精一杯だと思ってください。元から治す場合は、医師に相談し、薬を処方してもらうのが最適です。
一度封を開けた、去年の薬を服用するのは厳禁です。薬にも賞味期限があるので、体に非常に悪いです。しっかり用法を守りましょう。薬を服用する時に、併用してはいけない薬も存在します。心配な場合は、医師に相談するのがよいでしょう。
薬を飲み続けると、効かなくなるという話も耳にすることが、ありますが、効かなくなることはありません。薬が効かないと感じるのは、花粉の量、体調などにより、左右されるからです。去年より花粉が多ければ、薬の効果が対応しきれません。つまり薬は効いているのですが、それより強い花粉のせいです。
薬は間違った飲み方をすると、毒です。しっかり用法用途を守りましょう。